2019/02/27

足の裏に角質のたまりやすい季節はいつ?

素足で砂の上を走るのと素手で砂を擦るのとでは、痛みの度合いが違いますよね。
それは皮膚の厚みが違うから。
足の裏は私たちの全体重を受け止め、なおかつ摩擦も多いので、肌の内側を守るためにどうしても顔や手よりも角質層が厚くなりやすいのです。

そして実は足裏の角質のたまりやすさには季節も関係しています。

こちらの記事でご紹介した通り、角質がカチカチ、カサカサになってしまう原因として、肌への物理的な刺激やターンオーバーの乱れなどがあります。

では、その特に足裏の角質のたまりやすい季節=肌への物理的な刺激が多く、ターンオーバーの乱れやすい季節はいつなのでしょうか。


それは、夏と冬です。

夏になると裸足で過ごすことも増え、裸足でサンダルやミュールなどを履く機会も増えますよね。
すると足の素肌が摩擦や刺激、更には紫外線もダイレクトに受けてしまうので、お肌への負担が大きい季節なのです。


そして冬は空気が乾燥するので、よりかかとの乾燥が進行しやすくなります。
また、冷えで血行が悪くなってしまうと肌細胞に栄養が行き渡りにくくなってしまうため、乾燥も相まって肌の代謝機能がしっかり働かなくなってしまいます。

これらのお肌への刺激で角質が厚くなり、更に肌のターンオーバーも乱れてしまうと、古くなった角質が適切に排出されにくくなり、どんどん角質が蓄積されてしまいます。
そして厚くなってしまった角質には水分が浸透しにくくなるため、保湿をしても追いつかなくなってしまうことも。
そうすると乾燥して更に角質が厚くなって……と、悪循環に陥ってしまいます。

また、古くなった角質をエサにする雑菌も増殖しやすくなり、足のニオイの原因にもなります。


それでは、それらを改善するための足裏の角質ケアにはどんな方法があるのでしょうか。

そちらは、また別の記事でご紹介します。